歴史の要所、米原を味わう。 上平寺御城下ゲストハウス「うむ」での宿泊体験

みなさん、こんにちは!
今回は、米原市空家再生みらいつくり隊の私、あさいが、
米原市のふるさと納税に出品している「ゲストハウスうむ」の宿泊体験についてご紹介します!

【一棟貸し切りの宿】上平寺御城下ゲストハウスうむ 1泊2日ペア宿泊券|ふるさとチョイス
一棟貸し切りタイプのお宿なので、ほかのゲストに気を遣うことなく、ゆっくりとご滞在をお楽しみいただけます。
“https://www.furusato-tax.jp/product/detail/25214/5625731”

こんな人にオススメ!

● 歴史(特に戦国時代)が好きな方
● 大人数で泊まれる場所を探している方
● リモートワーク等で田舎の静かな滞在拠点を探している方


戦国最強の宿!上平寺御城下「ゲストハウス うむ」

今回宿泊したのは米原市上平寺という地域にある、空き家を改装した一棟貸し切りのゲストハウス。
ここは、戦国の世に北近江を統治していた京極氏ゆかりの地です。
家紋や京極氏ののぼりが並ぶ、独特の雰囲気にわくわく!

上平寺城跡への登り口にたたずむ、こちらの古民家。
歴史・山城好きのオーナーが、御城下に建つこの空き家を見つけました。まさに、運命の出会い!!
ここを拠点に歴史好きや米原~長浜・関ケ原などの歴史遺産を巡る旅が提案できたらとの想いでゲストハウスをオープンされました。

うむのオリジナル家紋が出迎えてくれます。「u」と「m」。かわいい!

屋号の「うむ」は、仏教用語の「有り無し」にちなんでいるそうです。

歴史上の人物や当時の華やかな時代は今ではもう「無」。
でも、ここにはお城や庭の跡、集落の生活が「有」。
地域の過ぎ去ったものって今は見えないけど大事なもの。
それらをひっくるめて地域を盛り上げていきたい。

ただ単に商売をしようというのではなくて、
ここで暮らしてきた人々の想いを引き継いでいきたいという想いが込められています。
「生む」「うむうむ」「有無を言わさず」にもかかっているそうです。なんて素敵な名前…!!

中は、こんな雰囲気!

縁側もあります。

奥には、手作りの甲冑が。なんと、段ボール製です…!!

にぎやかな雰囲気の明るいリビング。
窓際の席はぼーっとしたり、ワーケーションにも最適◎

ハンモックもあります♩はあ~最高。

宿の掟は、なんと「血判状」というタイトルで示されています!!遊び心が楽しいです。
宿泊したお客さんの中に、実際に血判(!?)を押して帰った方がいるとか。(笑)

戦国や歴史・地域の本も並んでいて、歴史に浸れます。
なかにはかなりコアな蔵書も。

「うむ」に泊まってみた

~食事~

うむはごはんの持ち込みOK!冬と言えば鍋!ということで、今回は持ち込みで豆乳鍋をしました。

\ 豆乳鍋の記事はコチラ★ /

調理器具や食器類は宿にあるものを自由に使うことができます。
ちなみにこの日は、大きな土鍋と卓上コンロ等の「鍋セット」を準備していただきました。
ご希望に応じて、ホットプレートやBBQコンロ(屋外)の貸し出しもあります。(一部有料)

地元の飲食店から、予算に応じてケータリングもしてもらえます。
大人数での食事に嬉しいですね。

田舎の家ならではの雰囲気の中で、「一家団欒」のひとときが楽しめます。
乾杯~!!

親戚の家みたいにワイワイ。
あれ?今ってお正月?という錯覚に陥ります。(笑)

~お風呂~

おなかがいっぱいになったところで、順番にお風呂に入ります。
壁床はヒノキ、浴槽は滋賀県の信楽焼というこだわりの空間。

冬は柚子の季節!!セルフ柚子風呂のできる、粋な計らいに感動。
ヒノキの香りとユズの香りにうっとり…。ゆっくり温まりました。
季節に応じて、手づくりの入浴剤等もあるそうです。

~お部屋~

今回の寝床となる部屋で、ワインを片手に、二次会!女子会!
施設にはトランプやボードゲームも備えてありますので、自由に遊べます!

天井を見上げると、立派な梁。壁・床・柱。
古民家の良さを生かしたリフォームのあれこれをオーナーさんに聞いてみるのもおもしろい。

夜の静けさも田舎の醍醐味。野生動物の声が響いている日もあるとか。
天気が良ければ、夜は星空観察なんかもいいかも?

寝心地の良い寝具でぐっすり…Zzz

~朝食~

朝はゆっくり起きて、おいしい朝ごはん。焼き立てパンが届きました。
伊吹牛乳・伊吹ヨーグルトやコーヒーもついて、地域の魅力の詰まった朝食です♩
(無料。有料朝食もあります。)

今回は、大一大万大吉!!三成あんぱん…!!
お隣長浜市の石田町(石田三成出生の地!)にあるKinoPan&cafeのパンでした。

~周辺散策~

うむの周辺には京極氏の遺跡がたくさん!宿から歩いて、周辺の名所を散策できます。

途中までは道も舗装されていて歩きやすいです。朝の森林浴、きもちよかった~!

伊吹山への裏ルート。登山口にもなっています。
ここから上平寺城跡までは、1時間ほど。そこからさらに登ると、伊吹山の頂上まで行けます。

オーナーは足軽!?使命を担う川村さん

もともと東京の新聞社で旅行関係の記事を書いていた川村さん。
結婚を機に湖北へ移住するまでは歴史には興味がなく、安土城が滋賀にあることすら知らなかったといいます。
地域の情報誌の仕事のために歴史のガイドさんと歩いたことがきっかけで、歴史好きに。
ちょうど大河ドラマの博覧会が開かれた時期でもあり、
当時から長浜の小谷城でガイドも勤める現役ガイドでもあります。

「上平寺はまだまだマニアックでマイナー。
でも、知られていないだけで、この辺り一帯は戦国・三英傑の話には絶対絡んでくる、まさに歴史の要所。
関ケ原の古戦場にも近く、長浜~北陸の若狭まで行くような戦国ルートが組める。
県や地域を超えたテーマを一貫したツアーもできるような地域。
そういう場所にしていくために、ここと私が出会ったのかなって思う…!」と話してくれました。

そんな熱い想いから、川村さんは戦国に関する講演や
地域との繋がりを大切にしたイベントも企画・運営しています。
今では様々な状況の変化により途絶えてしまいましたが、
上平寺はもともと〈戦国浪漫の夕べ〉という大きなお祭りもしていた、一丸となれる力をもつ地域。
「うむ」の経営だけではなく、地域の運営者となり歴史を大切にしてきた
周りの人にも協力してもらって続けていきたい!と考えます。

川村さんは、上平寺城にとっての”足軽”という設定。

足軽:武家で、普段は雑役に従い戦時には兵卒となった者。

まさに地域を盛り上げ、歴史を引き継ぐ役目を担い、奮闘し活躍していることが伝わってきます!

一方で、当初想定していた歴史や城めぐりの拠点にとご利用いただいているお客さんはまだまだ少なく、
もっと歴史好きな人に来てほしい!という想いも。
うむ=戦国最強の宿。全国でも戦国時代とか武将とか、
そこに一番こだわって作っているゲストハウスってそんなにないんじゃないかな?という自信もあります。

想いの詰まったこの場所を歴史・城巡りしたい人にもっと知ってほしい!という想いをもった川村さん。
話は尽きず、楽しい訪問になりました。

周辺の歴史スポットを教えてもらったり、
好きな時代や武将について「足軽」川村さんと語り合える時間も、
歴史が好きな人にとってサイコ―に楽しい滞在になるはず!

オープンしてまだ1年ちょっとですが、”一棟貸で12人までOK”ということもあり、
宿には子ども連れの家族や、ママ友のグループが都会からやってきます。
大人数での同窓会にも使われるんだとか。雪深いので、冬のシーズンは雪遊びもできます。
登山口・スキー場も近いのでアウトドア前後の拠点にもなります。

歴史探訪の拠点として、普通の宿とは一味違ったディープな楽しみ方もよし!
大人数で集まる場所として使うのもよし!静かなおこもり宿にするのもよし!

魅力の詰まった宿から始まる米原のいろんな楽しみ方、体験してみてはいかがでしょうか。

返礼品のご案内

[№5694-0757]【一棟貸し切りの宿】上平寺御城下ゲストハウスうむ 1泊2日ペア宿泊券

内容:
【一棟貸し切りの宿】上平寺御城下ゲストハウスうむ ペア宿泊券
1泊2日朝食付き(焼き立てパンの盛り合わせ)

※有効期限:寄付申込日から1年間有効
※詳細は「ゲストハウスうむ」HPをご覧ください。
※一泊二日(朝食付き)ペアでご利用いただける宿泊プランとなります。
※夕食やBBQを別途料金にてご利用いただけます。
※ご希望に応じて、別途料金にて案内ガイドも請け負います。( 1名様につき1,000円(税込み、資料代および保険代込)1回につき最大10名様まで)
※チェックイン14:00から チェックアウト12:00まで

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ふるさと納税に関するお問い合わせ:
米原市 まち整備部 シティセールス課
ふるさと納税担当

〒521-8501 米原市米原1016番地
TEL:0749-53-5140
|受付時間|8:30~17:15 (土曜日・日曜日・祝日および12月29日~1月3日を除く)

事業所のご案内

上平寺御城下ゲストハウス うむ
滋賀県米原市上平寺212
https://joheiji.com/

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