織田信長も傷を癒やした!?伊吹山の大自然が生んだ「薬草湯」に入ってきました!
みなさんこんにちは!
米原市ふるさと納税レポーターのはやしです。
突然ですが、米原市のふるさと納税で「いぶき薬草湯入浴券」が
もらえるのをご存知ですか?
このような“体験”ができる返礼品は、応援したい地域を訪れるきっかけにもなって
ツウの間で人気なんだとか。
それにしても、温泉のない米原でなぜ入浴券?
しかも「薬草湯」ってなに?
わからないなら、行ってみよう!ということで、
「伊吹薬草の里文化センター」で実際のお風呂を体験してきました!
目次
こんな人にオススメ!
● 温泉が好きな方
● 薬草の効果・効能をじっくり感じたい方
● 登山帰りのカラダを癒したい方
米原は薬草の聖地だった!
さて、やって来ました伊吹薬草の里文化センター。
名前に「薬草」と付くだけあって、館内にはいたる所に薬草の説明が!
窓辺には、かわいい薬草の鉢植えも置かれています。
それにしても、米原でなぜ薬草?
施設を案内してくださった、企画広報部長の新木豊さんにお話を聞いてみました。
「すぐそこにある伊吹山は、古くから薬草の宝庫として知られてきました。
石灰質が多い土地で、他にはない植物が育ちやすかったのかもしれません。
平安時代には伊吹山で採れた薬草が宮中に献上されていたという記録があります。」
「また、戦国時代には織田信長がポルトガル人の宣教師に命じて
日本で最初の薬草園をつくらせたとも言われています。
戦で使う火薬や傷薬の材料として、薬草を育てていたようですね。」
なるほど、米原市伊吹地域は昔から薬草の聖地だったんですね!
「これが実際に薬草湯で使っている入浴剤です。」
と、差し出された袋をかいでみると…
お茶っ葉のような漢方薬のような、独特の香りがします。
薬草を知り、歴史を知ってちょっと賢くなったところで、
いよいよ実際の薬草湯を体験しに浴場へ!
薬草の香りに癒されて、全身ぽかぽかに!
「いぶき薬草湯」の看板を目印に廊下を進み、
受付で、まずは利用券を購入します。
タオルは持ち込みもできますが、持っていない人も安心!
浴用タオル、バスタオルどちらもこの券売機で買うことができました。
受付で利用券をチェックしてもらい、いざ、浴場へ!
ちなみにお風呂は大浴場と小浴場があり、曜日によって男湯と女湯が入れ替わるそうです。
今日はラッキーなことに女湯が大浴場!
ということでドアを開けると…
広〜い浴室に、中と外合わせて4つの湯船が!
平日の昼間ということもあり、なんとも贅沢な貸切状態です。
備え付けでシャンプーやボディーソープもあり、
遠くから来た人でも、手ぶらでお風呂が楽しめるのがいいですね!
まずは一番手前にある大きいお風呂へ。
うーん!温まる!
お湯の温度もちょうど良く、何よりめいっぱい手足を伸ばして入れるのが最高です!
丸い部分はジャグジーになっていました。
次はいよいよ薬草湯へ。
薄いみどり色のお湯が、ものすごく薬草っぽい!
湯船には薬草袋が浮いていて、この中に
・ヨモギ(ガイヨウ)
・センキュウ
・チンピ
・シャクヤク
・ハッカ
・ジュウヤク
・トウキ
という7種類の薬草がギュギュッと詰まっているそうです。
この薬草エキスが、
冷え性・腰痛・肩こり・あせも・リウマチ・神経痛・疲労回復・湿疹・しもやけ・荒れ症
に効果があるのだとか。
織田信長もこんな風に薬草湯に浸かりながら、戦の傷を癒やしたのでしょうか。
お湯からは、まるで山や野原にいるような濃厚な緑の香りがして、
目を閉じると温かい自然の中にいるよう。
ほのかな薬草の香り包まれて、効いてるな〜という感じがします。
全身ぽかぽかになり、心も体も癒されたひと時でした!
日本最大級の一枚岩でできた露天風呂
せっかくなので、露天風呂にも入ってみました。
こちらも二種類。雰囲気のある岩風呂と、リッチな気分に浸れるジャグジーがあります。
岩風呂は、一枚岩の花崗岩をくり抜いて作られたそうで、
その大きさは日本最大級なんだとか!
ジャグジーの縁に座ると、雄大な伊吹山を眺めることができました。
今回は取材なので特別に、ということで
小浴場も見せてもらいました。
大浴場よりは小ぶりですが、こちらにも同じく4つのお風呂があります。
露天風呂もちゃんとあって、こちらは一人でゆっくり入るのにちょうど良さそうなサイズ。
毎月第3土・日曜日には、露天風呂に薬草の生葉や旬の果実などを入れた
「わくわく露天風呂の日」が楽しめるそうで、その日を目掛けて計画を立てるのもいいですね!
お風呂上がりに、施設内をのんびり散策
受付では、薬草湯に使われている入浴剤や、地元特産の伊吹牛乳が販売されています。
すぐ隣の和室で、お風呂上がりの牛乳を飲みながらしばし休憩。
2階に続く階段には、米原を拠点に活躍する切り絵作家、早川鉄兵さんの大きな作品が。
伊吹山にまつわる伝説、ヤマトタケルと白猪、そして薬草。
まるでこの土地そのものを表したような、物語の一部を切り取ったような作品です。
2階にあるギャラリー「かくとだに」で、目の前に広がる伊吹の自然を眺めたり、
図書室で本や雑誌を読んだりと、取材陣一同、
しばし日常を忘れてのんびりとリラックスした時間を過ごしたのでした。
返礼品の「いぶき薬草湯入浴券」は、全11枚綴りの回数券になっています。
しかも有効期限なし!
季節ごとに訪れて、伊吹山で登山やスキー・スノーボードを楽しんだ後に
薬草湯で疲れを癒やす、なんてプランを立てるのもいいですね!
返礼品のご案内
[№5694-0328]いぶき薬草湯入浴券(11枚綴り回数券)
内容:
いぶき薬草湯入浴券 大人(中学生以上)用11枚綴り回数券
有効期限:なし
ふるさと納税に関するお問い合わせ:
米原市 まち整備部 シティセールス課
ふるさと納税担当
〒521-8501 米原市米原1016番地
TEL:0749-53-5140
|受付時間|8:30~17:15 (土曜日・日曜日・祝日および12月29日~1月3日を除く)
事業所のご案内
伊吹薬草の里文化センター
滋賀県米原市春照37番地