【後編】米原市・春照宿がいまアツい!? 多目的古民家「春テラス」と周辺を巡る1泊2日旅
こんにちは!
滋賀県米原市のふるさと納税リポーター のだちゃんです。
前編に引き続き、イイ人とイイ店が集まる春照宿を旅をするように、1泊2日で満喫できるコースをご紹介します!
\前編はこちら!/
目次
大好きなパンを、もう一度食べたくて。
グルテンフリーのお米パン教室&販売を行う、赤いお屋根のかわいい工房。
2024年3月に「暮らしにまつわるものと装身具 atelier nicca(アトリエニッカ)」すぐ隣にオープンした、
「お米パン工房 Cook Lily(クック リリー)」。
“手軽に美味しいグルテンフリーのお米パンを食べてもらいたい”という思いで、お米パンのレッスンのほか、店頭販売をされています。
お米パンのレッスンは事前予約制で、約2時間半の単発レッスンあり。
宿泊日とタイミングを合わせて、レッスンを受講することも叶いそう!
また、お米パンづくりが初めての方にもやさしいレッスン内容です。
お米パンの販売は月に6日程度、火・土日のいずれかで店頭で販売。
店内にはイートインスペースもあり、購入したパンと一緒にドリンクも楽しめます◎
最新の営業日時はインスタグラムで要チェック
お米パン工房 Cook Lily 公式Instagram|https://www.instagram.com/cooklily1111/
この日は惣菜パンとアイスコーヒーをいただきました。
もちもちではなく“もっちもち”という言葉がぴったりなほどの弾力と、お米のやさしく甘い香りに癒されるひと時。
取材に同行した小さなお客様も、夢中になってパンを頬張りました!
オーナーであるさゆりさんの夫の実家が空き家になったことをきっかけに、現在の場所をリノベーション!自宅兼工房として活用されています。
小麦粉を使ったパン、ドーナツを作ることも食べることもとっても大好きなさゆりさん。
「結婚後に自分の住む環境や生活スタイルの大きな変化から、30代でアトピーの症状が出るように。症状が出ても“やっぱり大好きなパンは食べたい!”と思って、グルテンフリーのお米パンを学びました。
現在ではアトピーの症状も改善されて、小麦のパンも食べられるようになりましたよ。」
さゆりさんの作るお米パンはお米100%で作られているので、
アレルギーがある方もない方も、みんなで一緒に美味しく食べられます!
原料となるお米には、春照・米原市内、お隣の長浜市で育った「環境こだわり米」(滋賀県独自の基準で栽培された特別栽培米)を使用し、玄米には無農薬で栽培されたものを使用しています。
今後はネット販売も視野に入れており、ふるさと納税の返礼品としても登録を予定中!
定番のお米食パンをはじめ、伊吹山麓で育ったよもぎを使ったよもぎあんぱん、マフィンなどが不定期で並びます。
さゆりさんとのお話にも心が満たされたところで、春照散策の続きへ出かけます。
伊吹の薬草風呂で汗を流した後は、
木々に囲まれたカフェでボリューム満点のランチを楽しもう!
春テラスから東へ徒歩9分の場所にある、「伊吹薬草の里文化センター」。
こちらには7種類の薬草を使用した「いぶき薬草湯」という温泉施設があります。
散策をしてじんわり汗をかいたら、こちらでさっぱりするのがおすすめです◎
\ふるさとまいばらでの紹介記事はこちら!/
カラダも気分もさっぱりしたところで、おなかも空いてきた様子。
同じ敷地内のカフェに入ることにしましょう。
2024年7月で13周年を迎え、長年愛され続ける「森カフェ wabisuke(ワビスケ)」。
伊吹山への登山客や、薬草湯に来るお客様にお食事を楽しんでもらえる場所としてオープンしました。
現在は薬草湯に来られる方のほか、常連のお客様も多く足を運んでくださります。
【2024年9月現在、伊吹山登山道崩壊のため季節やルートにかかわらず、麓からの登山はできません。】
店舗を囲むように木々が生い茂っており、店名の通り森の中のカフェ気分。
お店にはボリュームたっぷりで大満足間違いなしのメニューが多数あり、中でも「大海老フライとハンバーグカレー」が人気です。
オープン当初からある定番メニュー「ヒレカツとエビフライのデミグラスプレート」には、ヒレカツが3枚盛り付けられており男性人気も高いです。
撮影時にはほかにも、おすすめメニューである「ガーリックチキン」と「野菜たっぷりの和風パスタ」をいただきました。
全面ガラス張りなので、自然光と木漏れ日が店内に注がれ、写真映えも抜群!
どこを切り取っても美味しさが溢れ出てます。
実は、このカフェにはおすすめの名物スイーツが……
それは「フルーツたっぷりパンケーキ」。
2枚重ねたパンケーキの上にたっぷりのフルーツとシロップ。
ふわふわ生地にひんやりアイスを絡めてどうぞ!
お客さんの中にはひとりでペロリと食べちゃう方もいるようですが、今回はスタッフみんなでシェアしていただきます♪
お腹がいっぱいになった後は、伊吹薬草の里文化センターの周辺を散策したり、
図書室やギャラリーを楽しむのもおすすめです!
伊吹山を眺めながらいただく贅沢な時間。
ショコラティエが手掛ける、チョコレート専門店。
春照から少し足を伸ばし、国道365号線沿いの地域・野一色へ。
2024年4月に米原市にオープンしたチョコレート専門店「Le bonbon et chocolat(ボンボンショコラ)」。
お店の後ろにそびえたつ伊吹山を眺望できる位置にあり、ロケーションとともに楽しめるスポットです。
店内にはひと口サイズの宝石のようなチョコレートやケーキ、焼き菓子が並びます。
その美しさに、思わず「わあ〜」と声が溢れてしまうほど。
無垢の木を基調とした店内に、大きな窓から入る自然の柔らかな光がなんとも心地よい。
イートインスペースも併設されており、購入したチョコレートをゆったりと味わうことができます。
2階席からは雄大な伊吹山の姿と、米原の自然豊かな街並みを一望できる贅沢な空間。
晴れた日の日中も素敵ですが、夕日のグラデーションに包まれた伊吹山を眺めながらいただくのも旅の締めくくりにおすすめです!
ショコラティエの前田さんは大阪でパティシエとして働いた後、フランスのリヨンやアルザスのパティスリー・ショコラトリーで研修。
もっと気軽にチョコレートを楽しんでもらいたいという思いで、地元の長浜市にオープンされました。
時間ができたらご家族で登山に行くほど山が大好きという前田さん。
伊吹山も大好きな山のひとつで、週1ペースで通っていたといいます。
「元々伊吹山のふもとでお店をやりたくて場所を探していたのですが見つからなくて。長浜でお店をオープンしてから3年目あたりから、やっぱり伊吹山が見える場所でやりたい!と思い、移転先となる場所を探し始めました。」
2020年ごろに行われた野一色東交差点の切り替え工事により、田んぼができなくなったという地主さんがいることを知った前田さんは、伊吹山を一望できるその場所でお店をやろうと決心。
農地転用して工房と店舗を併設してオープンしました。
探し続けることなんと5年!ようやく出会えたこの場所で、
日々こだわりのチョコレートを作り続けています。
この日は工房での作業風景も見学させていただきました。
チョコレートの数もたくさんある中で、ケーキやマドレーヌといった焼き菓子も作る前田さん。
「冬の繁忙期までは、繁忙期に向けた下ごしらえを進めていくのですが、移転してからとにかく製造が間に合わない…忙しくて大変です。(笑)」とお話してくださいました。
店頭に並ぶ商品の中でもお手間入りの商品は「bean to bar(ビーントゥバー)」というチョコレート。
2019年から販売されているこの商品は、なんと原産地のカカオ豆を仕入れ、焙煎・製造までを行っています。
オーブンでじっくり低温で焙煎したカカオ豆を手作業で皮むき。
カカオ豆の中心にある胚芽を取り除きながら、カビや虫食いがないかを確認してさらに良質な豆を選別していきます。
72時間かけてじっくりとカカオ豆を挽き、ミネラルを豊富に含んだ素焚糖を加えます。
そして、口当たりのよいチョコレートを作るのにとても重要な
「テンパリング」という温度調整作業を行い、専用の型に流し固めます。
こうして、良質なカカオ豆と素焚糖のみで作られた、ビーントゥバーが完成!
カカオ豆の産地ごとの味わいを、たっぷり楽しめる贅沢なチョコレートです。
前田さんは、三越伊勢丹で年に一度開催されるチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」に出展され、2024年2月に開催された祭典では鮮やかなブルーの缶に入った「オレンジサブレ」を出品。
現在は店頭またはオンラインショップにて購入できます。
このオレンジサブレに使用しているのは、希少な国産のバレンシアオレンジ。
6月のみ収穫される人気商品のため、販売が開始されたら1年分をすぐに発注するほど。
サブレはバレンシアオレンジの皮を削って使用するので、防腐剤などをたくさん使っている外国産ではなく、国産のものを使っているとのこと。
「オレンジの果肉は、今年からカップゼリーのような形で出してみようかな」と新商品も登場する予定。
材料選びから製造、店舗選びに至るまで一つひとつの物事に一切の妥協なく、“おいしい”を追求する前田さんの熱意に感動するばかりでした。
旅の思い出、大切な方への贈り物、自分用へのご褒美にもいかがでしょうか?
ふるさと納税を通して、
いい人、いい店が集まる米原を楽しんで!
多目的古民家「春テラス」と春照周辺を巡る1泊2日旅はいかがでしたか?
ふるさと納税を通じて米原市へ来てくださった方々に、
米原市の風景や空気、地域の方との出会いを楽しんでいただけたら幸いです!
\前編はこちら!/
ふるさと納税に関するお問い合わせ:
米原市 まち整備部 シティセールス課
ふるさと納税担当
〒521-8501 米原市米原1016番地
TEL:0749-53-5140
|受付時間|8:30~17:15 (土曜日・日曜日・祝日および12月29日~1月3日を除く)
取材にご協力いただきました事業所のご案内
お米パン工房 Cook Lily(クック リリー)
https://www.comecocooklily.com/
森カフェ wabisuke(ワビスケ)
〒521-0314 滋賀県米原市春照37
定休:毎週月曜日(祝日は開館)、休日の翌日(土・日・休日は開館)
営業時間:平日11時〜13時30分まで/土日は14時まで
Le bonbon et chocolat(ボンボンショコラ)
〒521-0233 滋賀県米原市野一色267-1
https://le-bonbon-et-chocolat.com/